扁桃腺摘出とは


口蓋扁桃摘出術


先ずは扁桃炎を自力で何とかしてみようという方はコチラ


取るに当たっての不安
扁桃腺を取るか取らないか。それを決める際頭を悩ます問題は、大方以下に挙げる如きものではないか。
例を挙げながら、一つずつ考えていこう。

@「扁桃腺を取ったら免疫力が下がる」

ネットで調べていると「扁桃腺を取ったら免疫力が下がり」、下がった結果「癌になり易くなる」という意見がある。
が、これは根拠の恠しい主張である様で、極少数意見の様だ。

癌と免疫力との相関関係というか因果関係というのは確かに或る程度認知されている様だが、そもそも扁桃腺を取る事で免疫力は下がるんだろうか。
これに就いて、さる掲示板に投稿された文面には(勝手に引用させて戴くが)、
「私は先生に、『喉の周囲には無数のリンパ腺が有るので、ひとつくらい
(扁桃腺もリンパ腺らしい)取っても他がカヴァーするので問題ありませんよ』と言われました。」
とある。
また、筆者が主治医に言われたのは、
「扁桃腺が免疫力に関わっているのは4〜5歳くらい迄ですから、もはや取ったところで免疫力に影響はありません。」
という事であった。
因みに筆者が施術されたのは34歳の時点である。
以上は肯定的な意見であるが、否定的な意見も含めて医者の見解と云うのは様々であるらしい。
ネットで調べると、むしろこうした具体的な肯定的見解は、見付ける事の方が尠いかも知れない。

或いは
「風邪のウィルス等は本来扁桃腺で食い止めらるべきものだが、防御線である扁桃腺が無くなると、ウィルス等が直接腎臓へ廻り、腎不全を起こす」
という意見もある。
この質問を主治医にぶつけた処、
「扁桃腺の腫れを放って置いたが為に心臓や腎臓に害を及ぼす事はあっても、扁桃腺を摘出して腎臓に異常を来す事は無い」
との答えが返って来た。

実際、扁桃腺を摘出した直後(?)腎臓に異常が起こり、透析生活を余儀無くされた・・というケースもネット上には報告されている。
とはいえ、私が見た限りこれも一件きりの報告であるし、腎臓の機能不全と扁桃腺の摘出に因果関係が本当に有ったのかどうかも不明確だ。況してや医師からの報告ではなく、患者サイドからの報告であるから、其の点も考慮すべきだろう。
一方で扁桃腺の腫れを放って置いて腎臓に異常を来す症状に関する記事には、耳鼻科系サイトを見て廻ると直ぐに出くわす。つまり、「扁桃腺を摘出して腎臓病になる」ケースより、「放って置いて腎臓病になる」ケースの発症率の方が高いのではないか。
一つネット上のエピソードを紹介すると、扁桃腺が腫れた人が、
「腎臓が痛くなったので内科に行ったらありきたりの処置しかされず、一向に良くなる気配が無い。(何かの事情で)耳鼻科に行ったら、即座に『扁桃腺の腫れが原因だ』と原因を特定されてしまった。」
つまり、扁桃腺を放って置いて腎臓に影響が出る事は、耳鼻科医にとっては常識とも言える程認知されている事なのだろう。

さて「扁桃腺摘出」自体に関する耳鼻科系サイトの(詰まりは耳鼻科医の)見解は、大方次の様なものになろうかと思う。
「扁桃腺は安易に摘出すべきものではない。取っていいのは、年に何度も腫れを生じ、高熱を発する場合と、扁桃腺内に細菌が明らかに常駐している場合である。」
亦、耳鼻科一般では、
「昔は3〜4回腫らしただけで扁桃腺を摘出していたが、最近は・・・」
或る一定の条件、約まる処上記の「高熱を発する場合云々」的な条件を満たした場合に限って摘出を決めるらしい。
此の事からも、本当のところは医者の方も、取った結果が絶対に安全だとの確信が無いのではないかと(個人的には)思える。

こういう風に言うと扁桃腺摘出の危険性ばかりが目立つ様であるが、実際ネット上には「子供の頃取った」だとか「扁桃腺を取って、以来三十年・・」だとかいう記述も見受けられる事に注目するならば、尠くとも生存率が低いとは思えないのも事実である。
私を担当した麻酔科の医師も、子供の頃扁桃腺を摘出した経験を有するとの事であったが、「其の後の体調は如何?」との私の問いに対して、「寧ろ丈夫になった」と回答された。

白斑を生じる様な炎症が余りにも頻繁に発症するのを抛っておくと、これは記憶違いかも知れないが、遂には扁桃腺自体が癌化する・・・といった意見を聞いた事が有る様な気がする。
扁桃腺を取ってしまうと免疫力が弱まって癌になるとか腎臓病を起こす等と云う話を聞いて怖れを為し、長年抛っておいて結局扁桃腺の悪化が原因で癌になったり腎臓病になったりするのなら、駄目で元々だ。取ってしまって其の後健康になれるかも知れない方に賭けてしまった方が利口ではなかろうか。
鳥渡疲れたり運動したりすると直ぐに腫れ、毎月の様に耳鼻科に行って消炎剤と抗生剤を貰って飲み続けるのは却って体に悪くないか。服薬し過ぎでは今度は肝臓への負担が懸念される。病院代もかかる。第一扁桃腺の御機嫌を伺い乍らの生活は不便な事極まり無い。
取ってしまった経験上から云えば、取ってしまった方が楽だと言い切れる。
併しこれは個人差が有るだろう。取ったのが原因で病気になられても、私に責任は負えない。
飽く迄個人的見解だが、取った事で何年か後に癌に成ろうとも、取った後の数年は、間違い無く生活が格段にし易くなるのだから、取らないより有意義な人生が送れると思う。



A「今迄扁桃腺が有った為、高熱が出ても大事無かったが、扁桃腺を取るとそうはいかない」

意外と此の手の話題に関する記事と云うのは、ネット上だと尠い様に感じる。
発熱云々に関連する症状というのは、噂ほど無いからだろうか?
唯一関連する様な話では、
「今迄は風邪ひくと熱が出てたんだけども、扁桃腺取った後は高熱が出ないんで、却って不気味だ。」
というのがある位しか見付けられなかった。

先の「免疫力は低下するか」にも関連する事だが、民間伝承(?)では逆に「扁桃腺を取ると二度と風邪をひかなくなる」という様な荒唐無稽にも聞こえる説がある。
其処からすると、発熱しなくなったのは「風邪をひかなくなったからだ」と捉える事も出来そうだが、どうも素人考えでもこの説は恠しいんではないかと思われる?

B「扁桃腺を取ると声が変わるのではないか」

ネット上で此の質問が出ると、気にして質問する人が多い割りに、大抵は無視される様だ。
其の中の数尠い回答例を挙げると、
「若干低くなった」
「音が籠る様な気がする」
「はっきり相手に聞こえなくなった様だ」
というのがある。が、大抵の回答者が術後間も無い状況であったりするらしく、実際の処、時間が経過したらどうなるのかの参考にはならなかった。

筆者も御他聞に漏れず「術後間も無い」状況であるが、今の処何等変化は無い様に思われる。

(追記)
現在、手術後二ヵ月弱。歌を歌ったりすると、矢張り声が若干低くなったのが判る。
亦、音の高低に依らず、力を要する様な箇所を歌う時、上手く喉に力が入らず、思った様な声が出ない。飽く迄扁桃腺を取っただけの筈であるから声帯には関係無い筈だが、どうした事か。
更に追記)
現在術後四年が経過しているが、声に全く問題は無い。上で「声が低くなった」と書いたのは一時的なものだった様だ。


C「扁桃腺を取ったら本当に良くなるのか」

ネット上に紹介されているケースでは、
@、扁桃腺を摘出したのに、また扁桃腺が腫れたので耳鼻科に行ったら、腫れたのは摘出した扁桃腺では勿論無く、舌付近の扁桃腺(リンパ腺)であって、これは「舌扁桃炎」とか何とかいうものであった。この場合は摘出する訳にはいかないらしく、一難去って又一難とは此の事であろう。

A、所謂扁桃腺の「取り残し」という事もあるのだそうだ。
局所麻酔で施術した場合、よく「麻酔が効かない」と言われる。それで患者が痛みを訴えるからか(?)、この「取り残し」が多くなるのだそうで、だから現在は全身麻酔による手術が主流となっているのだそうである。

私の術後の経験だが、文末にも書くが、摘出手術後暫くしたら元扁桃腺が有った部分に隣接していた部分が腫れたので、即座に「取り残し」を疑った。
医者に言ったら、「扁桃腺は完全に摘出出来た。まだ術後日が浅いので、ばい菌が入って化膿する事もあるから、それではないか。」との事。
摘出後の私の扁桃腺には、表面に幾つかの白斑が見られた。この白斑は膿である。扁桃腺の膿は、ばい菌の存在から来るものである。とすると、扁桃腺もその隣接する組織と血管や神経で結ばれている訳であるから、扁桃腺を取ったとしても隣接する組織にばい菌が感染する可能性が無いと言えるだろうか・・・?というのが私の危惧する処であったのだが、医者によれば「それはない」という。
実際に診察して貰ったら、医者の方で「何処が腫れているのか判らない」という。おかしいなと思って口の中を明るくしてもう一度確認してみると、周囲との色の違いで腫れている様に見えただけであり、実際は腫れていない様だった。
が、それでも若干の痛み(という程ではないが)があるのは何故だろうか・・・。と現在でも不安は拭い切れて居ない。

D「扁桃腺を取る手術代は保険から下りるのか」

残念乍ら此の手術は、生命保険の所謂「手術給付金」の対象外である事が殆どであるらしい。
私も保険会社から其の様に告げられたクチである。
金を貯めてから手術に臨もう!

 
 
 
手術を受ける
どーしても自力では限界が有るという場合、覚悟を決めて手術を受ける事にしたら、どんな心構えをすれば良いのか。
医療機関から出される注意事項を列挙してみよう。
猶、これに就いてはネット上に豊富な同様の情報アリ。

痛みの心構え
医者の話では、此の手術を子供の頃(幾つ位を言うのか不明)するなら、二、三日で退院出来るらしい。
私は前述の如く34歳で手術を受けたが、私の年齢では入院期間は一律九日間と決められてあった。多分成人以上は皆同じ入院期間を設定されるのだろう。
恐らく痛みの続き方も、此の入院期間の長さと比例(でもないか)する。

手術前の説明で、医者に、
子供だと一週間程度で痛みが治まるが、二十代、三十代になると二週間は痛むと言われた。
現時点でやっと二週間だが、マダマダ痛みは無くならない。
手術した当初はもう、発音する音に依るが、極端な話、喋るだけで痛い。況してやあくびやらくしゃみ等とても出来ない。それが段々緩和されていき、現段階ではあくびも口半分位開いて出来る様に成った程度である。
そうそう、だから花粉症の有る人は、花粉の時期に手術を受けるのは見合わせた方が良い。手術直後にくしゃみをしようものなら、恐らく大出血するんじゃないかと思われる程恐ろしい衝撃が手術創を襲う。

ネット上の体験談で、
もう術後一ヵ月経つのに痛みが治まらなくて不安」
というのが有ったが、上述の様に痛みの持続期間は或る程度年齢に比例するし、私も此の儘だと一ヵ月は丸々痛みが続きそうであるから、こんなものなんだろうと思った方が良さそうだ。
とは言え、食い物も手術後一週間弱もすればほぼ常食可能であるし、激しい運動をしたり大声を出したりしない限りは何等不都合とて無いから左迄不安を持つ必要も有るまいと思われる。

ネット上の情報にも同じ様な事が書いてあったが、扁桃腺というのは蓋の様なものを剥がして、中身をくりっと抜くのだそうだが、手術時こいつが腫れていると「癒着(多分扁桃腺が周囲の組織に)」というのを起こすそうで、「癒着」が起こった儘手術をすると出血が多く、治りが遅いらしい。
斯く言う私も其のクチであって、手術時の出血が多かった。痛みが未だ引かないのも、或いは其の所為かも知れない。

麻酔
全身麻酔ばかりかと思いきや、医療機関に依っては局所麻酔のトコも在ると云う。
扁桃腺に膿が溜まって、局所麻酔に依って切開された事のある方は御承知だろうが、あの麻酔は効きませんね。
同様に、局所麻酔に由る扁桃腺摘出時も、例によって麻酔が効かない・・・という情報がネット上から多数得られる。
或る子供等は、只でさえ痛い施術中、医師から「これが扁桃腺だよ」と摘出されたモノを見せられ、半狂乱になって抵抗した・・・等という実例も有る。

一方全身麻酔だが、私が麻酔科の医者に言われたのは、
「若い人などは麻酔の効きが浅く、手術途中で意識が半分戻る事等屡々である」
という事であった。
ネット上の情報では、
「手術が終わって病室に戻る途中に目が覚め、『痛いよ〜』と泣きながら喉を掻き毟っていた記憶アリ」
等云うもアリ。
気の弱い私は、それで一寸多目に麻酔を施して貰って事無きを得た。
術後の痛みはどうかというと、ネット上の報告に、
「手術後の夜中、痛みで目が覚める。最大限に扁桃腺が腫れた時の20%増し程度の痛み。」
というのがある。
私の実感でも確かに「最大限に扁桃腺が腫れた時の20%増し程度の痛み。」に違いない。が、扁桃腺が腫れて、耳やら、ひいてはアゴ迄痛くなった時の経験からすれば耐えられない痛みではなく、況してや夜中に目が覚める程ではない。

因みに全身麻酔をするとどうしても括約筋の締まりが甘くなる為、直腸付近に溜まった便が漏れる事があるという。
随ってそれを警戒して、予め下剤を飲み、それでも出なければ浣腸で便を手術前に出し切ってしまう。

用意するもの
ハミガキだとか箸だとか、こういう物を用意するか否かは医療機関に依るだろうが、手術に必要な物としてT字帯、タオル二枚、ティッシュペーパーを用意しろと言われた事だけは書いておく。
タオルを手術中何に使ったのかは、私自身の記憶が無いので不明である。
併し、術後ティッシュペーパーは必ず使う。術後すぐは口の奥が血まみれであるが、それを飲んではいけない。血液の混じった唾液なり痰なりを胃に送ると、胃は対処し切れずに吐き気を催す事が有る為だ。随って血液の混じった口中分泌物は全て吐き出す。其の時にティッシュペーパーが必要となる訳だ。(是に就いては後述)
術後、其の日一杯は絶対安静となるので、排尿・排便もベッド上で行う。
そうした時、パンツを穿いていると、すぐに排便・排尿し難い。そこでT字帯という、いわば越中フンドシの様なものをパンツの代わりに装着しておくのだ。
これならベッド上で大便する時もスグに用を足し易いし、医療機関に依ってはシビンを使わず尿管
(ションベン・ホース。尿道に差し込まれる管。これをしておくと自然に排尿されるので便所に行く必要が無い。)を差し込まれる事があるので、其の際にも便利である。

他にも色々書こうと思ったが、取敢えず手術日程を示し乍ら、必要に応じて書いていく事としよう。

 
 
 
手術の日程
大抵は手術前日か、其の更に前日から入院し、手術後一週間は様子見の為、退院出来ないというのが多いんじゃなかろうか。
爰では私の経験した日程で話を進める。

一日目
手術前日である。
・麻酔をしても平気かどうかを調べる為だろうが、血液検査、心電図、レントゲン、身長・体重測定をする・・・と日程表に書いてあるが、こんなものは恐らく入院前、事前にやっておくものだろう。殊に血液検査などは直ぐに結果が出ないだろうし。
只、抗生物質のテストは此の日に行われた。

普段飲んでいる薬は、此の時持参して行った方が良い。入院中出される薬とバッティングするかどうかを調べる為だろう。
これも医療機関に依っては入院前に予め申告を求められるかも知れない。

煙草を吸っている人は、成る可く此の日からやめたが良い。
医者に拠れば、「煙草を吸うと喉に炎症が起こる。炎症が起こると手術時出血し易く成る為、危険の度合いを低くする為にはやめた方が良い。」との事。
斯く言う私も此の日の夕方5時頃を最後に、何と三日間の禁煙を断行したのは言う迄も無い。

・あとは至って普通に過ごせば良い。食事も普通食なら便所も行けるし、入浴だって構わない。但し、午後九時以降飲食不可となる。水物はOKである事もアリ。それから、まあ大抵九時就寝だと思うが、寝る前に前述の下剤と、不安の為眠れない人が居るので精神安定剤が出されるのを飲まなければならない。

二日目
・手術当日。
六時起床。大病院だと担当医が午前中外来で診察を行っているので、手術は午後になるんじゃなかろうか。仍ち六時に起きても、午後迄緊張し乍ら俟たなければならないという訳だ。

・手術迄に便を出し切らなければならない。
併し前日午後九時から食う物も食わず、朝飯だって食べちゃいないので、ちょっと便秘気味の人間では出よう筈も無く、浣腸の憂き目に遭うのである。
これは肛門に注入してから五分間我慢せねばならないが、私としてはかなりキツイ。

・手術直前。点滴をしながら歩いて手術室へ。意味も無く車椅子で向かう場合もアリ。
ベッドに寝かせられ、麻酔が注入される。
「ちょっと頭がチリチリしてくるかも知れません」
と声を掛けられると、直ぐに頭がチリチリして来た。
「ああ確かにチリチリして来たな」
等と思っていると、次の瞬間にはもう意識が無くなっている。

・気が付くと病室のベッドの上。
酸素マスクが付けられているのは、麻酔から醒めて、其の儘息をしなくなってしまう人があるからだそうである。
意識は朦朧。言葉を発する事は可能。折角家族が居るのに、眠りに引きずり込まれていく。次に目が覚めたら家族は帰っていた・・・というのはツライ。茲は何としても覚醒状態で居たい。

喉が痛い。痰の様なものが喉に絡む。
先に申上げた様に、コイツを飲んではいけない。吐き出すのだ。
併し、痰やら血混じりの唾液を喉の奥から引きずり出して吐くのはかなりな苦痛である。
茲で先のティッシュペーパーが活躍する事になる。
何故なら、普段何気無くやっている「唾を吐く」と云う運動(そう、是は単に「行為」等と云う表現では不充分である。まさに「運動」だ!)も、こうした状況下ではかなり辛い運動だからである。
ネットの情報等では、ベッド脇にバケツを用意しておいて、喉の奥に溜まった血混じりの液体を其処に吐き出す等と云う記述も見られるが、「唾を吐く」と云う行為は実は喉の筋肉をかなり使う様で、バケツに吐き出す時の痛みはかなりなものなのである。
随って、なるべく口先の筋肉を使わぬ様に(口先の筋肉と連動して咽喉の筋肉も動くので痛い)、口先迄持って来た血混じりの唾をティッシュで拭き取る感じにするのだ。

突然尿道に疼痛が走る。尿管が差し込まれて居た。
是を差し込んだ時に出たのか、血がT字帯に付着している。
看護婦に拠れば、尿管を差し込んだ時、稀に「出血する人」、「痛がる人」、「抜く時に痛がる人」、「抜いた後、膿の様な物が出る人」が居るそうなが、筆者は其の悉くに該当した。全身麻酔をやる度にコレでは敵わない。

(メモ)尿管を差し込まれた状態では自然に排尿されるというが、始終仰向けに寝ていると膀胱から排出されずに溜まっている様な感じがある。其の時体を横に寝返りさせると、膀胱内の尿が消える様な感じがある。恐らく尿管は、膀胱迄達しているとはいえ、仰向けの状態では排出し難い様な構造をしているのではないか。また、尿管を差し込んでいても尿意を覚える人が居るらしく、
「おしっこしたくなったら其の儘しちゃって下さい。漏れる事はありませんから。」
と看護婦に言われた。

幸いにして便意は催さなかったが、もし催していたらベッド上でするハメに。何しろ手術当日は一切歩行禁止である。(因みに飲み食いも禁止)
ネット上には、こうした際に便意を催したので看護婦を呼んだら、
「ホースが入ってますから其の儘しちゃって下さい。」
と言われた・・・という体験談もある。知らぬ間に肛門に、事も有ろうにホースを差し込まれていたというのだ。

午後二時に麻酔をかけられ、午後四時頃病室に戻って来て目覚め、朦朧とした儘午後九時の消灯を迎える。夜は長いが、今更ぐっすり眠れよう筈も無い。
手術をしたのは一月だった為、電気毛布が用意された。暑い。熱っぽい。だるい。喉が、尿道が痛い。寝苦しい。汗だくだ。
短時間眠っちゃ自然に目覚め、また短時間眠っちゃ看護婦に起こされる。

三日目
朝六時起床と共に、看護婦に、念願だった尿管の取り外しをして貰う。
抜く時痛い。
早速採血されるも白血球数多く、具合悪い。
今日から自立歩行可。及び水分摂取可となる。
寝ているのが嫌なので、兎に角起きていようと、やる事も無いがベッドに座り続ける。

七時半過ぎに飯。
「扁摘食・・・蛋白流動食」と銘打った食い物が出て来る。
「扁摘食」とは「扁桃腺摘出患者用食」という事だろう。
「蛋白流動食」とは重湯と薄い味噌汁のみ。扁桃腺が腫れた時の痛みに慣れていれば、さして痛みも感じずに食える(飲める)。ジュースも付いた。が、喉に手術創がある事を承知していながら果汁のジュース(ジュースだから当たり前だが)を出すのは意地悪ではないか。シミる可能性アリ。

飯を食い終わって更に座り続ける。
割り当てられたベッドは窓際でも廊下側でも無く中央部分の為、昼間にも拘わらず陽が全く差し込んで来ないばかりか、昼間でも電気スタンドで明りを採らなければならない程暗く、気が沈む。太陽が見たい。TVを観てもつまらない。本を読んでも頭に入らない。
尿管を抜いたばかりの為、小便をするのが怕い。
「小便をした時は、此の容器の中に入れておいて見せて下さい。」
と看護婦に言われた。
何でも尿管を抜いた後、小便が出なくなる人が稀にあるのだそうだ。それと尿の色をチェックする為らしい。

11時半過ぎに飯。
矢張り「扁摘食・・・蛋白流動食」と銘打った食い物(飲み物)が出て来る。
食い終わって座り続ける。
具合が悪く、迚もの事に「外出して来ていいですか?」と申し出る事能わず。
いや其の前に許可も出まいが。
今日は希望してもシャワーすら浴びられず、体を拭く事しか宥されない。

19時半過ぎに飯。
矢張り「扁摘食・・・蛋白流動食」と銘打った食い物(飲み物)が出て来る。
食い終わって座り続ける。
外が暗くなると諦めも付くのか、外へ出たいという衝動は治まり、TVを観ようとか本を読もうといった余裕も出て来る。
21時消灯。

薬は液体の痛み止めと点滴による抗生剤。アズレンスルホン酸ナトリウムの含嗽剤。ネブライザーと呼ばれる吸入器で薬品を吸入する。
抗生剤の副作用で下痢を生じた。

四日目
「扁摘食」と銘打った三分粥が出る。此の日からシャワーOKとなる。
薬は変わらず。
薬は変わらないが、一点注意願いたいのは含嗽がんそう剤(うがい薬)の種類である。
術後の喉を消毒する為に出されるのだが、ポビドンヨード製の物が出されたとしたら、恐らく死ぬ程の痛さにウガイ出来まいと思う。

私だけかも知れないが、私は平時でもポビドンヨード製の含嗽剤を使うと、喉がヒリヒリする。(ネットで調べると、「ポビドンヨードは刺激が尠いので外傷によく使用される」のだそうだ。確かにポビドンヨード製含嗽剤の説明書きには、「刺激を感じたら使用を御控え下さい」と書いてある!)ヒリヒリと云う表現では言い足りない。恰も唐辛子の煮汁か何かを喉に塗られた様な痛みなのだ。それが効いていると云う事なんだろうなと思って使っているが。

その唐辛子の煮汁が、メスで切られた後の喉の粘膜を蹂躙する訳だ。考えるだに恐ろしい。若しポビドンヨード製の物を使ってみて痛みに耐えられないなら、迷わず他の成分の物に変えては呉れまいかと申し出るべきだ。

五日目
「扁摘食」と銘打った五分粥が出る。此の日もシャワーのみOK。
薬は変わらないが、痛み止めが錠剤となる。

六日目
全粥となる。風呂もOK。

七日目
遂に常食となった。
この食事内容の変化のペースに就いて、ネット上には「段々堅い物が食べられる様になっていって嬉しい」という様な記述が有ったが、食べられる様になろうがならなかろうが、病院の方で予め食事内容変更ペースが決められているだけで、こちらの喉の恢復状況を見定めた上で適切な堅さの食物が決定されている訳ではなく(無論、痛い事を訴えれば食事内容変更のペースを抑えてくれはするだろうが)、個人的感想としては三分粥──五分粥──常食という変化が一日単位で起こるのはチト早い気もする。

況して、人によっては術後一ヵ月の間、出血が頻繁に起こったというケースも聞いているので、此のペースは人によってはキツイ場合も少なくないものと思われる。

処で入院した当初、病院によっては「洋食を希望するか和食を希望するか」を問われる事もあろうかと思う。
私の入院した病院では訊かれたので、私は洋食を希望した。
ところが全粥になる迄の間というのものは、全て和食になってしまっていた。常食になって初めて洋食になるのだ。
これは「流動食イコール重湯でなければならない」という決め付けから来るものであろうが、西洋人が扁桃腺を摘出したら選択の余地無くして洋食の流動食を出されるだろうに。

 

術後の経過

退院後の処方

さて、先にも書いた様に、本来なれば入院期間は九日間の予定なのだが、私は七日目に仕事を理由に退院してしまった。随って八日目、九日目にどんな入院生活になったかは想像に拠るしかないのだが、恐らく七日目の生活とほぼ変わりあるまいと思われる。
退院後は一週間分の抗生剤と痛み止めが出るのみで、扁桃腺が腫れた場合の様に消炎剤が出る事はなかった。
痛みは退院後ほぼ二週間で消えるが、是を書いている時点で術後一ヵ月経過した現在も、扁桃腺が有った箇所と隣接する部分が一部腫れている様な感覚と若干の痛みを感じない事も無い。

舌の感覚麻痺

そういえば、手術してからというもの、舌に感覚麻痺がある様な気がする。
医者に訊くと、それは手術の際にヘラで舌を押さえていたからであって、感覚的なものが残っているに過ぎないと言われた。
この記事を書き始めてから数週間経ち、また書き足しや文章の校正等もしている為、文章の箇所に依って「術後経過した時間」の表示が違っているが、この箇所を書いている時点では、術後一ヵ月以上経過しており、この段階で舌の麻痺は完全に恢復している。
これと同様の経験をする人は多い様で、ネット上にも同様の質問が有ったが、その人は味覚にも異常を感じているという。
それに対する、恐らくお医者さんの回答では、矢張り舌へのヘラに因る圧迫を主たる原因として挙げ乍らも、
「全身麻酔で手術する際にも、術後の痛みを軽減する目的で、別途舌周囲に局所麻酔を施す事アリ。其の際、針の深度によっては神経ブロックと同様の効果を生じる場合があるが、麻酔自体の効力がなくなれば、次第に感覚も戻るだろう」
との事であった。

無い筈の扁桃腺

ネットを見ていると、「風邪をひいた時、無い筈の扁桃腺が痛む事があるのが不思議だ」という述懐を見出せる。
私は術後、本格的な風邪を未だひいていないから判らないが、先に「扁桃腺が有った箇所と隣接する部分が一部腫れている様な感覚と若干の痛みを感じない事も無い」と書いた様に、そんな感じが時折する。
風邪の時に「無い筈の扁桃腺が痛む」というのは此の事なのではないか?等と思ったりもするが、どうなんだろう?

(追記)術後九ヵ月経過
全く問題無しである。痛みも無いし、腫れる事も当然無い。何より腫れる事を危惧しての生活から解放された開放感は素晴らしい。
是迄一寸でも運動すると腫れていたものが腫れないというのは生活を一変させる。
運動する気になれば出来るのだ。と云っても私個人としては怠惰な生活を送っているが・・。
但し、此の間何度か風邪をひいたが、舌の付け根というのか、舌の奥と、是迄扁桃腺が在った部分との中間点が多少腫れる事は有る。
考えてみれば、此の位置は扁桃腺が在った時から腫れていた部分である。
推測だが恐らく是が「舌扁桃」と云うものか。
併し扁桃腺の様に「腫れたが最後、抗生物質を呑むか切るしかない」といった事は無く、風邪が治れば腫れも引いてしまうので、内部に細菌が巣食って腫れているのではなく、単純に体内の風邪ヴァイアスに対抗しようとして一時的に腫れているだけなのだろう。

(追記)術後一年経過
気の所為か、風邪をひき易くなった様だ。この三箇月というもの、三、四回ひいている。いや単に歳の所為かも知れないが・・・。
舌扁桃(と思しき部分)は、風邪をひくと相変わらず腫れる。無論そんなに大きく腫れる訳ではないし、目視では腫れているのかどうかすらも確認出来ない程度だが、弱い痛みが有る。
只心配なのが、舌扁桃(と思しき部分)が腫れるのは、いつも決まって右側だけだという事だ。
右側は、扁桃腺が有った当時、常に腫れていた側である。菌が残っているからだろうか。だとすれば時が経過するにつれ、扁桃腺が有った時の様に、悪化して、腫れたが最後、切開して膿を出すしかなくなるなんて事にはならないかという一点が不安である。

(追記)術後・・・多分三年位になるか?・・・経過
全く問題無し。
只、扁桃腺が無いから風邪をひいても絶対喉が腫れないかと云うと、さに非ず。扁桃腺周囲のリンパ腺が大いに活躍して呉れるので、痛いのは痛い。だが扁桃腺が有った頃の様に、「唾も飲み込めない」と云った様な事は一切無い。
今の処「切って良かった」と思っている。


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最後にちょっと

扁桃腺の摘出手術をしようかどうか迷っている段階の方には、最早以下で紹介する方法を試すかどうかといったレヴェルの話ではないだろうが、弊サイト「医療」の項で紹介している「自力で扁桃腺を何とかしてみよう」という一文をこちらにもコピペしておく。
御参考迄に。以下。



扁桃炎を医者に行かずに治すのに挑戦

断固として扁桃炎と闘ってみよう。
勿論、腫れ上がってしまって水も飲めない様に成ってしまっては、最早御手上げであるが、そう成る前に頑張ってみよう。

但し、扁桃腺の腫れ様にも色々有る様なので一応御断りしておくが、此処に書く方法は私の扁桃炎の症状を基準に書いてあるという事を先ず御認識戴き度い。
私の症状と云うのは、疲れると腫れるという、それだけのものであり、勿論悪化すれば膿んで切開を要する程にはなるのだが、私の場合、腫れても発熱などは無いのである。
腫れて、且つ発熱を伴う方は、微妙に対処法が異なるだろうから、参考には成らないかも知れない。

扨、では以下に自力で頑張る方法を示そう。

漢方薬ではケイガイレンギョウトウがメジャーである。
効かない抗生物質を飲むより、余程効果的と言える。事前に飲んでおけば、予防薬的効果も発揮する。
他に、名称を失念したが、
顆粒状のものを御湯に溶かし、そいつで以ってうがいをし乍ら、ゆっくり少しずつ飲み込むタイプの漢方薬がある。
コイツも効きます
。(後で調べたら、このゆっくり飲み込むタイプの漢方薬の成分は荊芥連翹湯の簡易版程度の内容であった。)が、コイツにしてもケイガイレンギョウトウにしても、一回の服用では効きが悪い。尠なくとも3〜4回服用して効果が現れます。
併し、異なる、然も似た様な効果の有る漢方薬を同時に二種服用するというのは、危険なのでどちらかにした方が無難かも。

サプルメントでは「エキナセア」が良い。
コイツは免疫システムに働きかけ、抵抗力を向上させるという。
ケイガイレンギョウトウに體が慣れてしまったか、どうも効きが悪く成って来た・・・。そんな時にコイツに出合い、呑み始めたら結構劇的に効いた。
(食前にケイガイレンギョウトウ。食後にエキナセアという飲み方は、却って互いの効果を弱めてしまう様な感じが私にはした。)
また、「
プロポリス」も良いとされる。
「天然抗生物質」というキャッチフレーズで売られているコイツは、強力な殺菌作用と抗炎症作用が有るという。
私も試したが、買った商品がプロポリス含有率の低い商品だったからか、余り効かなかった。
(この記事を書いて暫く経って、また或る時扁桃腺が腫れたので、オリヒロという会社のプロポリスを(安かったので)購入。本体価格980円程度で入手し易い。
一日10〜20粒飲めとあったので、5〜7粒を一回に服用。それを毎食後に繰り返した。当然上に書いた如く含嗽剤とケイガイレンギョウトウも併用した。すると初期段階ではかなり効き、ほぼ完全と言っていい程腫れが引いた。ここで安心して運動などした爲、次の日にはまた腫れてしまったが。
この腫れを取るのに、医者から貰った抗生剤・消炎剤・解熱鎮痛剤を飲むも、さしたる効果無し。私の場合、扁桃腺の中にかなり細菌が繁殖しているらしいので、細菌の繁殖するにつれ、徐々に薬が効かなくなっている様だ。この状態では寧ろ先述の民間療法の方が効果有り。
但し、こうした場合、以前から貰っている薬では細菌の方で慣れてしまっている事も考えられる(と思う)ので、違う種類の抗生剤・消炎剤・解熱鎮痛剤なら効くのかも知れない。)

この三者を併用してみると良いかも。

コイツらを飲むのは飯前後。それ以外の時間・・・普段は、「消炎剤の入ったトローチ」を舐めて、直截扁桃腺を攻撃しよう。
出先ならトローチで我慢するのもしょうがないが、出来れば「
ポビドンヨードが主成分の含嗽剤(うがい薬)」でのうがいをしたいところである。
トローチにしろ含嗽剤にしろ、説明書を読んで、一日の使用回数ギリギリまで頑張って使ってみたい。
それから、同じく「
ポビドンヨードが主成分のなんとかフィニッシュだかコーワだか」いう、喉に向けて直接噴射するタイプの洗浄剤がある。
成分からすると効きそうだが、個人的には余り効かなかった。
主成分がアズレンスルホン酸ナトリウムの、なんとかコーワだかなんとかフィニッシュ式の洗浄剤もある。効くか効かないかは体質に依ろうし、扁桃炎の元凶たる喉に巣食う菌が前述のポビドンヨードに耐性を持ってしまった時に使うのも良かろう。
医者から貰う含嗽剤でこのアズレンスルホン酸ナトリウムが主成分のものがあるが
(現在は市販薬でも有り)、こんな嗽薬にする様なものを直接喉に噴射して飲み込んでいいんかい!?と思って居た処、調べてみたらコイツは錠剤にも成っている様で、胃薬として胃潰瘍なんかにも使うのだそうである。だから飲み込んでも平気なんだろう。

薬局で最近見付けた薬品でに「ペラックT・のど」というのがある。
元々「ペラック」シリーズは、風邪薬として出ていたのだが、
トラネキサム酸という消炎剤というのか、要は炎症を抑える(らしき)成分がゴソッと入っていたので、熱を発した時の体のムズムズ感を軽減出来るかな?と思って買っていた事が有る。「ペラックT・のど」にも、例によってこのトラネキサム酸がゴソッと入っている。
どうも抗生物質というのは市販薬に含有させちゃイカンらしく、市販薬に含有させられるのはこうした炎症を抑える薬に限られる様だ。が、こうした「喉用」の内服薬が市販されるのは福音だ。

死ぬかも知れんが、次の様な使い方はどうだろうか。
食前に「
荊芥連翹湯」を飲む。食後に「ペラックT・のど」と「プロポリス」を飲む。
普段は
塩化リゾチームの入ったトローチを舐め、一日数回ポビドンヨードの嗽薬を使う。時たまアズレンスルホン酸ナトリウムの噴射剤を直接喉へ。
繰り返すが、
死ぬかも知れんので本気にしない様に。
(ペラックTに入っているトラネキサム酸と、荊芥連翹湯に入っている甘草は一緒に摂るとヤバイらしゅう御座居ます。)

(更に追記。「ペラックTのど」の成分を見ると、トラネキサム酸に加えて甘草も入っています。なんじゃそりゃ!トラネキサム酸と甘草を一緒に摂るとヤバいという上の情報はガセか!?
併し、「どうせペラックTのどにも入ってるんだからいいだろう」等と云って荊芥連翹湯を一緒に飲むのは矢張り避けられた方が賢明です。
甘草の摂取量にはかなり注意が必要だといいます。例えば違う二種類の漢方薬を同時に飲んでも、左程医師・薬剤師から叱られませんが、双方に甘草が入ってる場合は木彫りの鬼の様な顔をして怒られます。甘草を過剰摂取した時の副作用等は検索すれば判ると思います。多分。した事無いけど。)

(更に追記。このページに「notify-filter_alert?aHR0cDovL2J1c2luby1pa3VqaS5ocC5pbmZvc2Vlay5jby5qcC9oZW50b3VzZS5odG0=」
と云うアクセスが有った。
よく知らんがnotify-filter_alertからのアクセスと云うのは、変な事が書いてあるページだと誰かが報告したので、サーバーの管理者か何かが監視に来た様な意味合いだろうか。とすると上述の「死ぬかも知れん使い方」が引っかかったものか。
わざとらしくもう一度繰り返すが、本気にしないでね♡)

慢性扁桃炎の治療に関して、究極とも思える方法を発見。
それは「
仙人草」というらしい。
何処に生えてるか知らない此の草を摘み、先ず潰す。
そいつを手首に擦り付ける。手首がヒリヒリして来るが、我慢してやり續ける。
頃良いところでやめて放っておくと、手首が火傷をした様に水疱を生じる。
この水疱はドンドンドンドン大きくなって、鶏卵程にも成長する。
こいつを成る可く潰さぬ様、配慮し乍ら、完全治癒迄俟つ。
これだけである。
驚くなかれ、これをやって以後、扁桃炎が再発したという話は聞かぬらしい。
インターネットで関連ページが直ぐ見付かるので、探してみて欲しい。


 
こんなのみっけ
 エルダー
扁桃炎の様な炎症を、免疫力を向上させる事に依って抑える効果の有るハーブとして「エキナセア」という物を医療のページで紹介したが、このエルダーというハーブはエキナセアより更に強力らしい。




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