戦う秋田名物超神ネイガー


秋田には御当地ヒーロー、「超神ネイガー」と云うのがある。
別して私はこれを宣伝しようと云うのでも無いのだが、秋田でコイツを発見して非常に面白かったので、一つ紹介してみよう。
先ずはどんな恰好なのかを御覧戴こう。



著作権が怕いので、斯様な画像しか載せられず、非常に判別し難いのだが、真ん中のが「ネイガー」である。詳しく見たい向きは、此のページの一番上のバナーをクリックすれば、公式サイトにリンクするので存分に御覧下さい。

概要
どんなヒーローかというと、アキタ・ケン(秋田県在住、農業)が「豪石ごうしゃく」の掛け声で、ナモミハギ(ナマハゲ)の力を得て変身するヒーロー。
秋田産の魚を模った銃、「ブリコ・ガン」、きりたんぽ型の「タンポ・ソード」等の武器を持ち、しょっつる鍋で有名なしょっつるの名を冠した「マシン・ショッツラー」というバイクに乗る。
必殺技は鳥海山の名を取った「鳥海キック」。

分析

私は関東人だが、山形人の妻を娶って居るので、山形弁を或る程度解する。
「超神ネイガー」は秋田弁に拘ったプロジェクトだが、使われる秋田弁を見るにつけ、山形弁との多くの共通点が見られ、私でも意味を或る程度推測する事が出来たので、ちょっと一例を挙げよう。

「豪石せよ!アキタ・ケン」
これは関連グッズ等によくかかれて居る文句である。
上でルビを振った様に、「豪石」は「ごうしゃく」と読む。
山形弁で「怒る」事を「ごしゃぐ」と言う。秋田や岩手、宮城などでも是は同じである様で、ネイガーの「ごうしゃく」も此処から来ているのだと云う。
恐らく、文にすれば「ごうしゃく」だが、是を発音すると「ごうしゃぐ」になるのではないか。


「ホジナシ共、おらが相手だ!」
これも関連グッズなどに書かれている文句。
山形では、多分「ろくでなし」といった様な意味の事を「ホデナシ」と言う。秋田、岩手などでは是を「ホジナシ」というのだそうだ。
そっから取って、ネイガーと戦う悪の怪人をホジナシ怪人というらしい。

戦闘員「ホジーネ」
鍬を持ち、首には手拭を巻き付けてある。


「「ホジーネ」が1枚もふっついで無ぇ状態でこの怪人どご駆除する場合、「ネイガーカード・武器」が使われねがら気ぃつけれ。」
ネイガーのカードゲームの一枚、「ボッコレタマグラ」の説明文である。(ぼっこれた《ぶっ壊れた》マクラ?)
「この怪人どご駆除する」は「この怪人の事を駆除する」である。
「の事」を、「どご」の一言で片付けてしまうのは、山形南部出身である愚妻にはピンと来なかったらしいが、同じ山形でも北部出身である
庄司永建氏の「昔語りCD」では、此の表現が使われていた。
亦、「使われねがら」は「使えないから」である。
山形南部では「使わんにぇがら」と言うだろうが、文の構造としては同じ発想からのものである様に思える。

段々単なる「山形弁との比較」になりつつあるので、此の辺でやめておこう。
序でに、次の記事が面白い
http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-244.html
カントウ・マン(ネイガーの仲間)の一言が笑える。

亦、動画が下記で見れる。
http://www.tsuchizaki-bc.co.jp/index_kit/neiger_set.html

繰り返すが、決して私はネイガープロジェクトの回し者ではない。

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